WordPress無料テーマはCocoon(コクーン)がおすすめ

WordPressテーマを無料で済ませたいのなら「Cocoon(コクーン)」がおすすめです。

Cocoon
SEO・高速化・モバイルファースト最適化済みのシンプルな無料Wordpressテーマ。100%GPLテーマです。

WordPressでブログやWebサイトを作る際にテーマ選びはとても重要です。

私は仕事でいくつかの有料テーマを使っています。さすがに有料だけあって「至れり尽くせり」な感じがあります。それでも、無料の「Cocoon(コクーン)」が優れていると感じることがあります。

ここでは「Cocoon(コクーン)」の魅力を伝えたいです。

大人気テーマ「Simplicity」の後継テーマ

「Cocoon」は「寝ログ」の「わいひら」さんが作ったテーマです。

寝ログ
寝ながら出来るコトや使えるモノを紹介

「わいひら」さんは重い障害を抱えながらインターネットで活躍している方です。このことについて語れば、別の話になってしまうので、こちらをご覧ください。

頚椎損傷C4-5で握力ゼロの僕が、物を持つために使用している自助具(装具)
握力ゼロで物を掴むことができない頚椎損傷C4-5が、物を持つときに使う自助具や、ちょっとした工夫などの紹介です。

もともと「Simplicity」というテーマがあります。「Simplicity」は、シンプルでカスタマイズが容易、速度も速いこともあり、ブログはもちろん法人のサイトにも広く使われています。

「Cocoon」は「Simplicity」の後継テーマとして開発されたものです。
後継とは言っても、操作感や機能では「別物」と言って良いくらい進化しています。

モバイルファーストであることはもちろん、様々な便利機能が満載です。はっきり言えば「有料テーマ顔負け」くらいの機能があります。

だから、公開以来、多くの注目を集めています。
証拠にGoogleで「Cocoon」とだけ入力して検索しても、WordPressテーマの「Cocoon」が上位に表示されます。

機能が多いだけでなく、デザインがシンプルで癖がありません。だから、一見すると「見栄えがしない」「そっけない」ように見えるかもしれません。これは「ブログの主役は文章」という考え方が背景にあるからです。
ただし、内部構造がカスタマイズしやすいため、カスタマイズ方法を公開しているページもネット上に無数にあります。
カスタマイズをバリバリに行ったら「大化けする」要素もあります。

なお、「Cocoon」には「スキン」機能があります。スキンとは「Cocoon」に被せる服のようなものです。カスタマイズに手をかけたくない場合は、気に入ったスキンを探すのも一つの方法です。

スキン紹介・仕様など
Cocoonの外観を着せ替えるスキン機能に関する情報の紹介です。

機能は有料テーマ級、ダッシュボードに専用のパネルあり

「Cocoon」の特徴は、WordPressのダッシュボード上に「Cocoon 設定」という専用のパネルがあることです。

これは最近の有料テーマではおなじみの機能です。通常、WordPressのテーマの設定はダッシュボードから「外観」→「カスタマイズ」を選択して行います。

「Cocoon」の場合はダッシュボードから「Cocoon 設定」に入っていきます。
この「Cocoon 設定」上でテーマの選択、色彩などの外観についての設定、その他の高度な設定ができるようになっています。

詳しくは「テーマ利用マニュアル」があるのでこちらをご覧ください。

テーマ利用マニュアル
テーマの利用方法を見やすく一覧にしたマニュアルです。

ただし、ある程度WordPressを触ったことのある方なら、感覚的に操作できるようになっています。だから、「マニュアルを熟読しなければ使えない」みたいなことはありません。単に「ブログを立ち上げたい」くらいの用途だったら、WordPressにとりあえず「Cocoon」を追加、簡単な設定を行い、気に入ったスキンを選べば即使えるみたいなノリで構わないと思います。

Webサイト風にもできる。ウィジェットが豊富。

デザインを一歩進んだものにする場合、「普通のブログ」みたいなデザインではなく、「Webサイト風」にすると第一印象が大きく変わります。
つまり、デザインを一般企業や新聞社・出版社を模したものにする訳です。

「Cocoon」はこの場合にも対応できる機能があります。

例えば、フロントページを「固定ページ」にして、CSSでタイトルを非表示とすれば、固定ページを自由にレイアウトできる訳です。

それだけではなく、ウィジェットの数が多く、後から部品を付け加えることも簡単です。

さらに、各ウィジェットには「フロントページだけ表示する」「このページに表示する」みたいな設定を細かく決めることができます。
この機能は有料テーマでもなかなか無いです。

このウィジェットの自由度がテーマの「良し悪し」を決定すると言っても過言ではありません。初心者の場合は特にウィジェットの使いやすさを中心にテーマを選択して良いと思います。

本文のデザインを豊かにする機能の数々

文章にマーカーのような下線を引く、薄い色のついた枠で囲むなどの装飾機能がついています。しかも、エディターでのマウス操作だけでできるので、初心者にも優しいです。

それだけに留まらず、最近流行りの「吹き出し」も簡単に作れます。

そして、本文を2カラムや3カラムにすることもHTMLを書かなくてもできるようになっています。

こうした装飾機能は文章を書くのを楽しくすることにも繋がります。ただし、装飾機能を使いすぎた場合、他のテーマに移行した場合、苦労することになります。とは言うものの、他のテーマに移行する予定のない場合や、最初から限定的に使えばあまり関係のないことです。

子テーマをカスタマイズしやすいようになっている

WordPressテーマを導入する際に、オリジナルのテーマを「親」として、カスタマイズ用の「子テーマ」を別個に作った方が良いです。こうすることで、「親」に変更を加えることなく、カスタマイズができるようになっています。

テーマによってはカスタマイズせずにそのまま使うことが前提になっている場合があります。この場合、「子テーマ」の配布はなく、自分で作る必要があります。

「Cocoon」の場合、「子テーマ」でカスタマイズすることが前提の設計です。だから、「子テーマ」をあらかじめ配布しています。

「Cocoon」の「子テーマ」には、「tmp-user」直下に最初から次のファイルがあります。

head-insert.php:<head></head>内にコードを挿入したい場合
body-top-insert.php:<body>タグ直後にコードを挿入したい場合
footer-insert.php:フッターの</body>手前にコードを挿入したい場合
main-before.php:メインコンテンツ手前にHTML等を挿入したい場合
amp-head-insert.php:AMPページの<head></head>内にコードを挿入したい場合
amp-body-top-insert.php:AMPページの<body>タグ直後にコードを挿入したい場合
amp-footer-insert.php:AMPページフッターの</body>手前にコードを挿入したい場合

https://wp-cocoon.com/custum-template-files/より引用

このファイルに書き加えることによって自分の書いたコードが挿入されるようになっています。

一般的にはウィジェットを使いこなせば、かなりのことができるでしょう。しかし、「Cocoon」をベースにオリジナリティの高いWebサイト……例えば企業や団体のWebサイト……を作ろうとする場合、ウィジェットだけでは対応できないことがあります。そうした時にとても便利な機能です。

ユーザーコミュニティーが盛ん

「Cocoon」のもう一つの特徴として、ユーザーコミュニティーが盛んな点が挙げられます。

公式サイトには「Cocoonフォーラム」があり、情報量が多いです。作者も頻繁にアクセスしていて、意見交換ができるようになっています。

Cocoon フォーラム
Cocoon ディスカッション掲示板

何か困ったこと、要望があれば、ここで相談するのも方法だと思います。

WordPressのテーマを選択する際に「情報量が多い」ことも「決め手」になります。使っている人が多いことは、使い方に関する情報が多いことにつながり、これが問題が起こった際に解決する力やカスタマイズを工夫する足がかりになります。初心者ほど人が多いところに集まるのはいいのではないかと思います。

まとめ

WordPressを使うなら、とりあえず「Cocoon」を使ってみて、これで不満があるようなら有料テーマを検討するでいいではないでしょうか。
こう言えるくらいに優れたテーマです。

「Cocoon」には、例えば「カルーセル」を標準でつけることができる、リスト表示を2列や3列のボックス型に変更できるなど他の機能もあります。

そして、更新の頻度が高く、次々と新機能が加わっています。
WordPressの新しいブロックエディタ「Gutenberg」にいち早く対応するなど、挑戦的な面があります。
とても進化のスピードが早いので、新機能を試したい場合にも向くかも知れません。

ただし、一点難点を上げれば、Webサイトのタイトルを左寄せにして右側に電話番号を表示し、スマホではタップすれば電話をかける機能がありません。
これは案外、中小企業や商店では需要が多いのです。
※「Cocoon」では構造上難しいことは確認済みです。
もともと「Cocoon」は個人のブログ用なので、致し方ないかも知れません。

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