世界の支配構造と紅白歌合戦の幻影

元左翼で左翼を強烈に批判する人とネットで議論したことがあります。この人の言う左翼の定義が非常に狭く、どうやらオールド左翼の中でも頭の固い部類の人を指しているようです。つまり、オールド左翼の中の一部を一生懸命に叩いている訳です。

右翼・左翼と一言で言っても、内実は多様性があり、もはや右翼・左翼を軸にして考えるのは「時代遅れ」と言っても過言ではありません。近年の政治学では左翼・右翼以外に自由を重んじるか権威を重視するかの軸を設ける考え方が生まれています。

ノーラン・チャート - Wikipedia

それにも関わらず、右翼・左翼の違いに拘るのは、結局、1%支配層の利益になる結果となります。一歩下がったところから全体を眺め、分断と対立が起こるのはなぜかを見る必要があるように思います。

思えば、様々な所に対立のネタが仕掛けられています。
例えば、私にしても、過去に「地球温暖化の原因は二酸化炭素」と主張する足立力也氏と対立し、『緑の党』を去った経緯があります。私の意見では、現在、地球で起こっているのは、単純な地球温暖化ではなく、「気候変動」と呼ぶべきで、その主要要因は太陽活動にあると考えています。

このように対立のネタがあって、強硬に主張するオピニオンリーダーがいる、そして、オピニオンリーダーをカリスマと讃える人々がいる構図があります。

今となれば、こうした構図は「仕掛けられた」ものではないかと思っています。さらに、考えを深めるために、ヒントになる動画があるので紹介します。

世界の支配構造は「1%の支配者と99%の民衆」

支配構図は「羊と羊飼い」によく例えられます。

99%の民衆は羊で、1%の支配者に支配されている構図があります。

羊の管理のために枠が設けられています。しかし、支配者側にとって枠は関係ありません。
支配者は国境の違いは関係なく、世界中を行き来できます。
ですから、国と国の関係に囚われるのはまやかしです。

権力者からスカウトされたシープドッグが羊を監視しています。
シープドッグにはシープドッグであることを自覚させないようにしています。

99%より1%の方がお金を持っています。通貨発行権も1%側が持っています。「お金さえあればなんでもできる」がこの世界の原則です。お金があれば、メディアを動かせるし、政治家も動かせます。

演出された「紅白歌合戦」に惑わされないで!

支配層は一枚岩ではなく、複数の派閥があります。個人的には2つを疑っています。ですから「ロスチャイルドが全てを支配している」みたいな論調は間違いです。

そろそろカリスマ陰謀論者に頼るのはやめて自分で考えましょう。

多くの陰謀論者が無視する点を盛り込んで陰謀論者チェックリストを作りました~はじめにお読みください①
疑うことは相手のことを知ろうとすることです。信じることは相手のことを知らないようにすることです。どんなことでも、自分で検証できることだけを正しいと信じなさい。自分で検証できないことへの真偽の判定は保留にしなさい。検証できないことを利用する詐欺師に騙されないために。――子子子子(ねここねこ)の本ブログを再開した動機表明の...

※しつこいけど大切なので……

支配層の内実は紅白歌合戦に似ています。
国名は「土地の名前」くらいに考えたほうがよいです。よく国の違いにこだわる論者がいます。これにハマると罠に囚われます。支配層は国境を飛び越えてどこにでも行けることを忘れてはなりません。

「在日陰謀論」というジャンルがあって、一定の支持を集めているようです。支配者は在日外国人で日本人は差別されているとの論調です。これも支配者を在日外国人とすることで、本当の支配構造を見えなくするためのトリックです。

純日本人会
純日本人会,被差別民族日本人は、結束して差別と闘おう!

国は関係なく、それぞれの土地に紅白に分かれて争っている構図があります。
右翼vs左翼、もしくは、アメリカでのリベラルvs保守の争いが代表的です。

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わかりにくくする要因として、紅組の中にも紅組のフリをした白組がいたり、白組の中にも紅組のフリをした白組がいることです。

日本の場合、「右派労働運動」がわかりやすいかと思います。

米中央情報局(CIA)が1950年代から60年代にかけて、日本の左派勢力を弱体化させ保守政権の安定化を図るため、当時の岸信介、池田勇人両政権下の自民党有力者と、旧社会党右派を指すとみられる「左派穏健勢力」に秘密資金を提供、旧民社党結党を促していた」(「共同通信」2006/07/19より引用

左派弱体化へ秘密資金 米CIA、保革両勢力に

つまり、労働運動内に「右派労働運動」という勢力を作り、左派vs右派の対立を演出していたことが明らかになっています。

紅組vs白組の対立にはまり込むのではなく、一旦離れてみること、あくまでも1%の支配層と一般庶民の構図があることを見据えるのが重要ではないでしょうか。