PINE A64とシングルボードコンピュータ


以前「PINE A64」というシングルボードコンピュータについて取り上げました
「あれからどうしたのか」について記します。

どうも「PINE A64」はソフトウェアが未成熟のため触れ込み通りの性能が出ないことと、購入者のレポートを見ていると工業製品としての質に疑問があります。
http://qiita.com/rimria/items/b4abb983f087fbc8f18d

国内で入手しやすい「Raspberry Pi 3」は、かつて流行した「ネットブック」を超える性能があります。

それにしても、これだけの性能のものが5千円そこそこで買えるとは「ムーアの法則」を実感します。「ムーアの法則」とは、「半導体の集積密度は18~24ヶ月で倍増する」との経験則から導き出され法則です。そろそろ終焉したとの声もありますが、低価格機種のコストパフォーマンスや省エネ性能に関しては、早いスピードで推移しています。ですから、デジタル機器に関しては、昔は高かったものが今は非常に安いみたいなことがよくあります。

しかし、私の想定していた使用目的は、中国のPC業界で一角を占めている「Android box」あるいは「TVBOX」みたいに「小型・省エネでネット中心ならそこそこ使える」といった用途なので、性能不足です。

※「中華Android BOX」の例です。ちゃんと設定すればそこそこ使えるらしいです。
http://win-tab.net/android/h96_plus_review_1607261/

それなら「Orange Pi Plus 2e」が良さそうですが、電波法の関係上、正式には使用不可です。

電波を飛ばすことができる機器で技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)の付いていないものを国内で使用すると厳密には違法になります。こちらでは「無線機」となっていますが、最近のノートパソコンやタブレットのようにWiFi機能がついているものも含まれます。
http://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/summary/qa/giteki_mark/

WiFi機能機能付きのIT機器について「WiFiをオフにすれば使える」と言っている人がいるし、国内のお店、特に楽天やAmazonなどネットショップでは堂々と売っています。

※楽天で検索してみた例

そこで、念のために「関東総合通信局 総合通信相談所」に問い合わせたところ、「電波が実際に発射されていない場合であっても、電波が容易に発射できる状態になっていれば無線局を開設したと認められ電波法違反になります。」との答えを受け取りました。つまり、OSの設定で「WiFiをオフ」にしていても違反になります。

パソコンに匹敵する能力を持った「UDOO X86」については、値段が高すぎること、「GB-BXBT-2807」の方が良さそうに思います。

それと、高性能な韓国の「ODROID C2」に関しては、情報がほとんど無いです。こうした機器は「自ら人柱になる覚悟」がない場合、「使っている人が多い」「情報が多い」のも重要なので、避けたほうがいいです。

私はこのようなことを考えるうちに、シングルボードコンピュータは時期尚早と判断し、購入を見合わせました。

ただし、シングルボードコンピュータはダメなのかといえば、そうではなく、コンピュータの仕組みを学ぶための学習用や制御用に使ったり、割り切った使い方をするのなら可能性があると思います。「みんなのラズパイコンテスト2016」のページを紹介しますが、創意工夫で色々な使い方を考える人がいます。
http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/itpro-s/seminar/LIN/rpic16/

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