北朝鮮の水爆実験について

北朝鮮が1月6日に行ったと発表した水爆実験について、不可解な点があります。

韓国の情報機関の分析では6キロトンの爆発力だったそうです。
広島型原爆が15キロトンなので半分以下です。

水爆は、原爆を起爆剤として重水素やトリチウムを圧縮し、一挙に核融合を起こすもので、威力は原爆よりも数段上です(原理は複雑なので端折っています。Wikipediaなどで調べてください)。

アメリカが1952年に初めて成功した水爆は10.4メガトン、中国が1966年12月に実験に成功したものは120キロトンです。
つまり、北朝鮮の6キロトンとは桁が違います。

もし、北朝鮮の発表が真実なら、北朝鮮は他国に先駆けて超小型の水爆を作ったことになり、予備的な実験や研究が無い状態なので、一般的には考えにくいです。

ですから、今回の北朝鮮の発表は、自国の威信を表すためや他国へのブラフ(脅し)のために嘘を発表したのではないかと思います。現時点(2016.1.7)で放射性物質を検出したとの報告はありません。地震なら大量の火薬を使っても起こせるので、原爆でさえないかも知れません。

それと、北朝鮮が過去三回行ったとされる核実験も私は「怪しい」と思っています。
その理由は第一回目と第二回目は放射性物質が発見されず、三回目にしても2か月後に新潟県上空で微量の放射性物質が発見されただけで、それも通常で見つかる程度のものでしかなく、「実験の影響もあるかも知れない」と言った感じだからです。

一部には北朝鮮が今にも日本に核攻撃をするのではないかとの意見もあります。しかし、2006年にテポドンが発車直後に分解した経緯もあるので、この段階で核弾頭としてミサイルに載せて打ち上げることはできないと思います。
ですから、まずは落ち着いて情報を集めることが必要でしょう。

Photo credit: D-Stanley via Visualhunt.com / CC BY

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